「ブレイド」DVD
映画「ブレイド」DVD
ヘラルド映画
「ヴァン・ヘルシング」や「アンダーワールド」などの吸血鬼の出てくるSF映画に興味があった私が「ブレイド3」を観る前にシリーズの作品を観ておきたいと思って買いました。
主人公であるブレイドが相棒のウィスラーと組んで吸血鬼を倒していくというストーリー。時代設定は現代です。なぜか吸血鬼が表立ってではなく影でこそこそと活動しています。自分が血を吸った人間よりも立場が弱かったりもするという点が普通の吸血鬼映画とはことなる設定になっています。
ブレイドが吸血鬼に血を吸われた女性医師を助けるところから物語が動いて行きます。ある吸血鬼に血を吸われた男が吸血鬼よりも力と権力を得て、ある途方もない計画を実行しようとする。そしてそれをブレイドが阻止する・・・という展開です。
ウェズリー・スナイプスの吸血鬼
一般的に吸血鬼映画というと白人が吸血鬼を演じるのが多いですが、この作品では主人公のブレイドをウェズリー・スナイプスが演じています。本来の吸血鬼ではなく、母親がブレイドを生む前に血を吸われたという設定らしいです。
このウェズリー・スナイプスが結構迫力あるんです。目を見開いてにらむ場面などはほんとの吸血鬼のような感じがしました。
ブレイドが吸血鬼を倒すシーン
私がこの作品で好きだった場面が、ブレイドが吸血鬼を倒すシーンです。おそらく銀のナイフ?や刀で相手を斬りつけると吸血鬼が一瞬のうちに燃え尽きるように倒れて行きます。このシーンはいったいどうやって撮っているのか?非常に興味深かったです。
武器、小物類
数年前の作品なのでVFXの面などで多少古いなと感じる部分もありますが、ウィスラーが製作してブレイドが使用する武器、小道具関係のレベルも高くて見ているだけで楽しめました。
現代が設定の吸血鬼映画としてはアクションや銃撃戦もそれなりにあって面白いと思います。「ブレイド」シリーズを観る上で1作目を観ないわけにはいかないので観ておく価値はあります。
設定の不可解さ
なぜブレイドが日本刀を振り回したり、日本(中国?のようにも見える)の武術に通じているのか?なぜブレイドだけが吸血鬼と対等に戦えるのか?今ひとつ分かりづらい設定です。
アメリカではこのような設定が受けるのかも。(原作のコミックを読んでいないとわかりづらいのかもしれません。)
もしかしたらこの映画の人気はこのような意味不明な設定をしている所にあるかも???
まとめ
製作されたのがかなり前なのでVFXなどはそれほど目を見張るようなものはありませんが、吸血鬼映画としては面白い部類に入ると思います。
アメリカの人気コミックの映画化なんですが、バットマンのようにおちゃらけた雰囲気もなく主人公ブレイドの複雑な生い立ちなどもシリアスに描かれているので好感が持てました。
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