映画「Vフォーヴェンデッタ」
を観ての感想
映画「Vフォーヴェンデッタ」についての感想
(ワーナーブラザース映画)
「マトリックス」に出ていたヒューゴ・ウィーヴィングと「スターウォーズ」のパドメ役のナタリー・ポートマンが主演しているので俳優陣も豪華です。でもeiga.comの最初の制作情報では主役の「V」はそれほど有名な俳優ではないという情報だったけどいつの間に変わったんだろう。
物語は未来の独裁国家となったイギリスが舞台で主役の「V」が独裁国家を倒すために、建物の爆破、政府要人の暗殺などあらゆるテロを行うが、偶然自警団にとらわれそうになった「イヴィー(ナタリー・ポートマン)」を助けてから急展開していくという流れです。
映画「Vフォーヴェンデッタ」についての感想
観賞後
映画サイトのeiga.comで「マトリックス」のウォシャウスキー兄弟、ジョエル・シルバー、その他のスタッフが集まって制作された作品だと紹介されていたので期待していました。原作は外国の人気コミックなのだそうです。
「Vフォーヴェンデッタ」を観て
爆破シーン・アクション
トレイラーを観た限りでは、この作品はかなりのアクションシーンがあるのかなと思ったのですがシーンとしてはそれほど多くはありませんでした。むしろ爆破シーンの迫力のあるシーンの方が印象に残っています。
ですが、アクションシーンも最終盤のナイフを使ったアクションシーンは「マトリックス」を彷彿とさせるシーンで良かったと思います。
結局、爆破シーン・アクションシーンが少ないと言ってもストーリーとして面白いので最後まで退屈にはなりませんでした。やや重たいテーマのSFアクション映画が好みの方なら十分楽しめると思います。
「Vフォーヴェンデッタ」を観て
謎の多い主人公「V」
おかっぱ頭に黒ずくめの衣装で顔にはマスクをつけた主人公「V」。存在自体が不気味なのですが、ヒューゴ・ウィーヴィングの演技によってマスクに表情が付いているかのような印象を受けました。
でも一番印象に残る場面は、「V」がキッチンで料理をする場面です。おかっぱ頭に黒ずくめの衣装でマスクをつけているのにその上から可愛いエプロンをしているのは、かなりシュールな映像でした。
原作を読んでいないせいかもしれませんが、「V」の生い立ちなどの経緯が今ひとつわからないところが残念でした。収容所になぜとらわれていたのか?などがもう少しわかると良かったんですが。
「Vフォーヴェンデッタ」を観て
ヒロイン「イヴィー」
自警団に捕われそうになって「V」と初めて知り合うのですが、それ以降いろんな出来事があり彼女自身がか弱い人間だったのが、やがて強い人間に成長していく様子が、かなり劇的に描かれていたように思えます。
ナタリー・ポートマンは「レオン」「スターウォーズ」くらいでしか見た事が無く、それほど女性として魅力のある方ではないという印象だったのがが、この作品では非常に魅力的な女性に見えました。
映画「Vフォーヴェンデッタ」についての感想
まとめ
爆破シーン・アクション・VFXが適度に出て来る作品です。アクション映画として見られると少し物足りないかもしれませんが、ストーリーとしても楽しめる展開になっているので私は面白い作品だと思いました。
ただ、唯一残念だったのは続編が期待できないような終わり方になっていた事でしょうか。主人公の「V」がすごくユニークな存在だったのでシリーズ化してほしいのですが、おそらくあの終わり方では続編は無いと思います。残念
ですが、DVDを買ってじっくり観たいと思わせる作品でした。
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